コラム
2016年10月9日
振袖の帯結びについて
振袖の帯結びにはたくさん種類がありますが、大きく分けると次の3つのタイプになります。お太鼓系、文庫系、立て矢系になります。
お太鼓系は、ふくら雀という帯結びに代表されるように背中にぴったりとくっついたようなタイプのものを指します。文庫に代表されるように羽が左右に分かれているタイプのものを指します。立て矢系は肩から反対側の腰の方に向かって斜めに羽をつくるタイプのものです。お太鼓系とよこもの系は基本的には文庫枕という枕を使い立て矢系は、はまぐり枕という枕を使います。
振袖の場合はこの3つのタイプのどれを結んでも大丈夫です。特に、立て矢系の帯結びは、結納など、ご自分のお祝い事の時に結ぶ結び方になります。基本形はこの3つのタイプですが、古典的なものから最新のものまでアレンジを加えた変わり結びがたくさんあります。雑誌やパンフレットなどにも写真付きでたくさん紹介されていると思いますので、結んでもらいたい帯結びを見つけてみるのもオススメ致します。