コラム
2016年10月20日
着物の帯の種類と柄、締め方について
最近着ることが少なくなった着物ですが、着ることが少なくなったからこそ着物の魅力が再認識されるようになってきています。着物を着るのであれば、着物に関する基礎知識を知っておいたほうが良いでしょう。
まずは、着物の帯の種類ですが大きく3つに分けられます。1つ目は袋帯です。袋帯は帯の中では最も格式が高い帯だと言われています。2つ目は、名古屋帯です。3つ目は、半幅帯です。半幅帯はカジュアルな帯であり、一般的な帯であると言えるでしょう。半幅帯はバリエーションがあり、浴衣などでも使われる帯ということもありイメージしやすいのではないでしょうか。
次に着物の帯の柄ですが、これも大きく3つに分類されます。1つ目は、お太鼓柄です。お太鼓柄は結んだ時に背中に太鼓の柄が見えるように設計されているのです。お太鼓柄は背中に太鼓の柄が見えるように結ぶのは非常に難しいと言われています。2つ目は六通柄で、この帯は胴の部分で隠れるところには柄がない帯なのです。3つ目は全通柄で、この帯にはすべて柄が入っており、胴で隠れる部分にも柄が入っているので特徴です。