コラム
2016年11月2日
成人式振袖で不安なお手洗いのアレコレ
成人式といえばやはり振袖を着たいと思うもの。しかし普段着慣れない和服だからこその悩みも出てきてしまうものです。多くの方が悩まれるのがお手洗いについてのこと。「振袖ではトイレに行けないのではないか?」「もしも着崩れてしまったらどうしよう」と考えてしまうことでしょう。事前に対処法を学んでおけばそれほど難しいものではありませんので、知識を持っておくと安心です。
まず、振袖を着ていてもお手洗いに行くことは勿論可能ですが、少し時間がかかるためお手洗いの時間を計算して余裕を持っておく必要があります。お手洗いを利用する際にはトイレの種類は洋式、そして出来るだけスペースが広いことが望ましいです。まずは袖の端を帯留めや帯に挟み込んで下に垂れないようにしておきましょう。次に裾の上前から順に捲っていき、帯に挟んでいきます。袖や裾を上手く挟み込めないといった場合には着物クリップ(洗濯ばさみ)を活用するという方法もありますので、不安な場合には持っておくのも良いでしょう。
トイレを済ませたら逆の手順で戻していき、着崩れていないかチェックして終了です。もしも裾が開いてしまったりずれてしまった場合には、おはしょりの下にある腰紐にたくし上げるようにして入れてあげると直すことができます。可能であれば事前に練習をしておくのも良いかもしれませんね。お手洗いの心配をせずに、成人式を楽しみたいものですね。
最後に全身が写る鏡で前と後ろを確認しましょう。無い場合はお友達にチェックしてもらうと安心です。