2016年11月4日

上品な振袖の着こなしで成人式を華やかに

成人式で振袖を着用する時、大人への門出を祝うハレの日ということもあって子供っぽいのは卒業し、上品に着こなしたいと思うこともあるでしょう。

振袖を上品かつ華やかに着こなすためには柄の大小や色味に気を配ることを思い浮かべますが、実はポイントは全体のバランスにあります。例え紅色や濃紺など和装ならではの落ち着いた色や主張が控えめな柄を選択しても、小物を沢山使用したりメイクやヘアセットが賑やか過ぎると上品とは程遠い仕上がりになってしまいます。和服ということで普段と違ったお化粧や髪型にするということは大切ですが、やりすぎず節度を守ったものにしたいものですね。

また、振袖を着ている時の立ち居振る舞いも上品に見せる上で重要な要素です。急いでいるからといって早足や大股で歩いたりせずに、ゆっくりと内股気味に歩くようにすると振袖が映え、清楚かつ華やかに映るでしょう。成人式では頻繁に行われる立ったり座ったりといった動作、食事の時なども気を配るポイントです。がさつな所作は着崩れてしまう原因にも繋がるため注意しましょう。

普段はきびきびとしている方が良いかもしれませんが、振袖を着ている時にはゆっくりと流れるような動きを意識しておしとやかに振る舞いたいものですね。