2016年11月14日

成人式前に知っておけば振袖美人度UPする方法

「オシャレは足元から」とよくいいますね。振袖では草履を履きますが、普段から履き慣れていないとなかなか歩きにくいものです。せっかくの晴れ着を着ていても、足元がおぼつかないとなんだか残念な印象になってしまいます。着物を着た時の所作で、座り方や車の乗り降りの仕方、お家に上がる時に気を付けることなどは色々な媒体で紹介されていると思いますので、ここでは草履の準備と履き方をご紹介致します。

まず、草履が手元に届いたら、足袋を履いて草履も履いて少し歩いてみましょう。スッと足が入って、歩いても痛くなければＯＫです。新品の場合は鼻緒がキツく出来ているものもあるので、サイズが合っているはずなのにキツイなと感じた方は、手で鼻緒の部分を少し引くような感じで軽くカーブをかけてあげましょう。そして、何度か履いて歩く練習をしておくと、当日にはしっかりと足になじみ、きれいな足の運びが出来るようになります。両足の親指が、一直線上を通るようなイメージで歩くのが綺麗に見せるポイントです。

草履を履くときは、爪先を寄せるように「ハ」の字に置きます。そして片足ずつスッと履いていきます。上手く入らないからといって、爪先を地面でトントンなんてしてはいけません。草履が痛んでしまうのと、所作が美しくありません。上手く履けない時は手で直すか、屈んだり出来ない場合は一緒にいるご家族か着付け師の方などに手を貸してもらってくださいね。さあ、足元から振袖美人になって、優雅にお出掛けしましょう。