コラム
2016年11月17日
成人式の日に振袖女子が知っておくべきこと
いよいよ成人式当日です。お着物に慣れていない人でも、振袖美人になれる豆知識をお届けします。
まずは、歩く時です。着物のときは洋服の時よりも歩幅を狭めて歩きましょう。歩くときは無理に内またにする必要はありませんが、両足の親指が同じ線の上通るようなイメージにすると綺麗に歩けますよ。
次は、座る時です。成人式では、式典の間椅子に腰を掛けている場面もあると思います。そんな時に役立つ方法をご紹介します。椅子に座るときは、浅めに腰を下ろします。深く腰を下ろしてしまうと、せっかくの帯結びが押し潰されて崩れてしまったり、姿勢が悪くなってしまったりします。浅く腰を下ろすと自然と背筋が伸びて、座り姿が美しくなります。椅子の背もたれと体の間には、バッグを置いておきましょう。電車や車で移動するときにも、背もたれには寄りかからないように気をつけましょう。
お袖が長いので、座るときや歩くときにちょっと注意が必要です。座っているときに横にお袖がだらんと垂れていると、お袖で床をお掃除してしまったり、椅子と椅子の間に挟まったりすると困りますよね。両方のお袖を寄せてあわせて膝の上に乗せるようにすると、お袖も汚れず、座り姿もきれいに見えます。