コラム
2016年12月6日
成人式の振袖の着付けの仕方を知っておきましょう
成人式は楽しみだけれど、お着物を着るのは、振袖が初めてで、ちょっと不安。七五三ではお着物を着たことがあるけれど、小さかったからどんな感じかよく覚えていない。という方もいらっしゃると思います。着付けがスムーズにできるように、お振袖の着付けはどのような流れか、知っておきましょう。お振袖を着るのに必要なものは次のようなものです。
足袋、裾よけ、肌襦袢、長襦袢(半襟のついたもの)、襟芯(予め長襦袢の襟に通しておきます)、お振袖、伊達襟、袋帯、帯板、三重仮ひも、帯枕、帯揚げ、帯締め、補正タオル、腰ひも、草履、バッグ、髪飾り
着付けの流れは、だいたい次のようになります。
まずは、足袋、裾よけ、肌襦袢と着付けていきます。お持ちの方は、和装ストッキングと和装ブラジャーもします。タオルなどで胸やウエスト部分に補正を入れていきます。この補正がお振袖をきれいに着るためのポイントのひとつです。補正が仕上がったら次は長襦袢です。腰ひもと伊達締めを使って、胸元や脇部分をきれいに整えます。長襦袢とお振袖の間には伊達襟が入ります。お振袖をはおります。腰ひもを使って、着丈、襟、胸元、おはしょりを整え、伊達締めで締めます。
そしていよいよ帯です。帯を巻き、帯板を入れ、三重仮ひもや帯枕を使って、かわいい帯結びを形づくっていきます。最後に、帯揚げと帯締めでおしゃれに仕上げます。