コラム
2017年1月18日
当日慌てない!着付けの流れと必要な持ち物
当日慌てないようにするために着付けの流れと必要な持ち物の最低限の知識を知っておく必要があります。
まず着付けの流れですが、肌襦袢と裾除けを付けて足袋を履きます。次に補正をしていきます。補正が着こなしのすべてを決めてしまうと言っても過言ではありません。そのため、フェイスタオルを巻き凹凸を補正することで、着物を着た時にも違和感がないよう、自分の体に合わせた補正をしていきます。それから、長襦袢を着ます。外に出る部分ではありませんが、この時点できっちり着ておかないと着崩れの原因になりかねないため、きちんと整えます。続いて着物を羽織り、腰紐をしっかりと結びます。長襦袢と着物を合わせて綺麗にしておきます。そして仕上げに帯を結ぶという作業になります。ひと巻きするごとにしっかりと引き締めてゆくのですが、一気に巻いてしまうと崩れやすくなるため、ゆっくり確実に巻いていくのです。
当日必要な持ち物ですが、草履、バッグ、着物、帯、足袋、衿芯、帯板、伊達締め、帯締め、肌着、長襦袢、補正用のフェイルタオル、腰紐、三重仮紐、コーリンベルト、帯枕、帯揚げ、伊達襟です。レンタルの場合はどれを貸し出してもらえるのか、どれを自分で準備したらいいのかをお店の人によく確認してください。