コラム
2017年2月1日
緊急事態でも慌てず直したい脇のたるみ
成人式の当日など、お振袖を着ていて心配になることのひとつが着崩れだと思います。特に、成人式の当日は、普段なかなか会えない地元のお友達と久しぶりに会えて、うれしくてはしゃいでしまうかもしれません。こっちだよ、なんて、手を挙げてお友達に合図したり、ちょっと高いところまで手を伸ばして物を置いたり取ったりすることもあるでしょう。そうこうしているうちに、気が付いたら、あれっ、お振袖の脇のところがたるんでいた!なんていうことが起こるかもしれません。そんなときでも慌てないように、事前に直し方を覚えておきましょう。
まず、脇のたるみというのは、腕や肩を大きく上げ下げすることによって、帯の中にきちんと納まっていた部分が帯より上に出てきてしまうためにおこります。ですから、簡単に考えると、上に出てきてしまった分をしまってあげればよいのです。では、どうやってしまえばよいかというと、左脇の方を直すときには、まず、右手で帯が下がらないように左脇の帯の上あたりを支えます。それから、左手で、上に出てしまったたるみ分を帯の上から中に差し込むようにして整えてください。着付けをしてもらっているときに、どんな風に脇あたりを整えているのか、見ておくのも良いですね。
あなたの体型を美しく魅せ、着ていてしんどくならない着付けをするのがセルフィット流です。経験豊富なスタッフが着崩れや着用時の疲れのないように心がけて着付けをしております。脇のたるみ以外にも外出時にご心配なことや自分で直せる方法を知りたい、などあれば遠慮なく聞いてくださいね。