2017年2月14日

振袖で綺麗に歩くためのポイントって？

普段着慣れない振袖姿で上手に歩けるかな、着崩れないかな、なんて不安が頭をよぎりますよね。でも、大丈夫。大切なポイントをいくつか押さえておけば、上手な立ち振る舞いは難しいことではありません。

まずは基本の歩き方から。一番大事なことは歩幅を小さめにすることです。足の幅分だけを前に出すイメージで、おしとやかに歩きましょう。このとき、右手で着物の上前を軽く持つと、裾が広がることなく綺麗な歩き姿をキープできます。普段より少し内股気味を心掛けると歩きやすいですよ。階段を上るときにも、裾を踏んづけてこけてしまった、なんてならないように少し注意が必要です。右手で着物の端を軽く持ち裾を少し持ち上げ、お袖は腕に少し抱え上げるようにしましょう。一段ずつ丁寧に階段を踏めば心配いりません。

そして、意外と気が抜けてしまうのが立ち姿。猫背でどっしり、なんてせっかくの振袖姿がもったいないですよね。背筋はピンと伸ばし、美しい上前の柄が見えるよう凛と立ちましょう。右足をほんの少し後ろに引くのも、上品に見えるポイントです。お袖の柄が見えるよう腕をさりげなく前で揃えるとなお良いですね。

少し気を付けるだけで、立ち姿や歩き姿はみちがえて見えるものです。とっても大切な晴れの日、美しい自分を演出しましょうね。