コラム
2017年2月22日
きれいに見せる座り方のコツ
振袖を着てから座るときには普段と違った座り方をしていかなくてはなりません。普段と違った装いであることもありますし、成人式と言う特別な日ですから、周りからも注目されているものです。そんな時、装いに合わせたふるまいができたら素敵ですよね。今回は、振袖を着て座るときのポイントをご紹介します。
まず椅子に座るときには、姿勢を良くして背筋を伸ばし、椅子に浅く腰掛けるのがいいでしょう。背もたれに深く腰掛けてしまうと、せっかく綺麗にしている帯結びがつぶれてしまって台無しになってしまう可能性があります。また、椅子に座った時に袖が床についてしまわないように気をつけながら腰をおろし、膝の上に袖を重ねて折りたたみます。座敷に座るときには背筋をぴんと伸ばして両足をそろえておくことが重要です。両足を離すように座ると、着崩れしやすくなるというデメリットもあります。その姿勢から立ち上がる際には、つま先をきちんと揃えてから裾を踏まないように気を付けるようにしましょう。
これらのことに気を付ければ、振袖を着ていてもきれいに座ることができるので、常に意識して座るようにしましょう。