コラム
2016年8月7日
振袖の種類や、着られる場面は?
振袖は、未婚の若い女性の最も格式高い着物とされています。そんな振袖にも、袖の長さによって3種類に分けられていて、それに合わせて様々な場面で幅広く着られています。大振袖、中振袖、小振袖の3種類となっております。
まず初めに、大振袖は元々黒地のもので、五つ紋付きが一般的でしたが、現在では色物が多く、紋付きも省略されています。袖丈は、114cm前後です。明治時代は、花嫁衣装として用いられ、現在は、お色直しや結婚式出席などで着ることもあります。次に中振袖は、主に成人式や結婚式の出席者として参加する際、着られる振袖です。袖丈は、95㎝前後です。最近は、背の高い女性が増えた為、成人式でも大振袖を着ることも増えてきたので、大振袖と中振袖の区別がなくなってきました。最後に、小振袖です。小振袖は、他の種類に比べて袖丈は短く、気軽に着られる様な振袖になっているので、お出かけやパーティー、食事会などで着られています。(意味が変わるため段落を変える必要がない)また、振袖の種類の中では、セミフォーマルとして着られる事が多いです。訪問着と同じに思いますが、訪問着より袖丈が長く、他の振袖よりは袖丈が短くなっているのが、特徴です。