コラム
2018年12月21日
帯揚げについて
帯の形を綺麗に結ぶため、帯枕を使い、帯枕についている紐で身体に結び付け固定させます。
帯揚げは、その帯枕を包み隠し、紐も隠れるようにします。
素材は綸子や縮緬、絞りなどが使われますが、素材で格が変わることはありません。
正装は白・金・銀色を使いう為、白または白地に白・金・銀を縫っています。
地色のあるものは準礼装の装いで使われます。
成人式の振袖には、一般的には総絞りの華やかな帯揚げを合わせます。
結び方でボリュームを付け若々しく見せたり、スッキリみせたりすることもできます。
カジュアルなものは基本的には、色が濃くなっていきます。
淡色や着物や帯と同色を選ぶとしっくりときて、
インパクトのある色柄は帯の上からチラッと見えるとアクセントになります。
帯揚げは着物と帯のつなぐものなので、全体のバランスを考えましょう!