コラム
2019年1月4日
『染め』と織りの着物
着物には染めの着物と、織りの着物があります。
染めの着物は、繭から取った上質の白の絹糸です。
その糸で、白生地の反物を織ります。そして、染めていきます。
生地がやわらかいので、「やわらかもの」といい、礼装用で使う事が
多いものです。
染めるにはいろいろな技法があり、例えば友禅染めなど。
その友禅染めに金箔や銀箔を使用した箔置きという技法はより豪華さが増します。
型染めは、型紙を使いパターン化された模様を染めるもので、小紋などに用いられる技法です。
織りの着物はどちらかというと、カジュアルな着物に多くみられます。