コラム
2019年1月11日
『織り』と染めの着物
着物には織りの着物と染めの着物があります。
織りの着物は、繭や植物繊維などから取った糸を先に染めてから反物を織っています。
織りの着物は、カジュアルな着物に多く見られます。
絹糸を染めて織っているものが御召と紬。
御召は、染めの着物に似て、柔らかな風合い。
紬はざっくりとした素材ですが、カジュアルだけでなく、今ではきちんとした場所にも着ていけるような
ものもあります。
木綿や麻などは植物繊維、ウールは羊毛が原料となっています。
絹とは違い、ネットに入れて、おしゃれ着用洗剤を使ってお家で洗えるものもあります。
帯は通常半幅帯や名古屋帯を合わせます。
紬の仕立て方によって、格の高い名古屋帯やおしゃれな袋帯を合わせることも出来ます。