コラム
2019年1月19日
着物に欠かせない帯【名古屋帯】
名古屋帯は、大正時代に名古屋女学校を設立された方が、袋帯の二重太鼓を簡略化し一重のお太鼓を結べるように短くした帯です。
手早く結べ普段使いも出来る帯となっています。
名古屋帯の形は一般的には、胴に巻くところから手先まで半分に折って仕立てられているものです。
名古屋帯は染めと織りのものがあります。
基本的には、織りの方が格上になりますが、おしゃれ用の織りの帯よりも、金箔を使用した染めの帯の方が格上になります。
金銀糸の分量によって格が変わってきます。
略礼装に合わせられる名古屋帯もありますが、儀式など正式な場所では二重太鼓を結ぶため、
名古屋帯ではなく袋帯を使用しましょう。